年収と財布の値段の関係

税理士である亀田潤一郎氏がお書きになった「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか？」をお読みになったことはありますか？



稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか？

この本は、たいへん素晴らしい内容であると同時に、いくつもの気づきを我々に与えてくれる啓蒙書でもあるとい思います。


なぜかというと、単なるお金や成功するためのHOW TOには終わらず、お金との向きあい方や、心構えも記されているからです。


お金に関わる方、つまりすべての現代社会、資本主義社会の日本に住む、我々日本人必読の書といっても過言ではありません。


税理士である著者は、これま500人以上の経営者やビジネスパーソン（ビジネスマン）のお財布を見てきたのだそうです。


その観察してきた内容から、「稼ぐ人」だけが実践しているお財布の使い方について、ある共通のルールを発見したのだそうです。


筆者はこう主張します。


「財布は単なるお金を入れる道具という役割以上に、使う人の稼ぐ力やお金に対する考え方、生きる姿勢や周囲の人との関わり方などといった、その人が今までの人生を通して身につけてきた哲学をありありと映し出される鏡のようなものだ」、と。


人が得てきたもの、これから得ていくもの、それらを仲介する上で必ず登場するのが「お金の出入り口」は、いうまでもなく「お財布」ですよね。


であれば、「財布に持ち主の生き方が投影される」と考えるのが至極まっとうな考え方でありましょう。


持ち主の、これまでの生き方があらわれる、最も顕著な例が、財布を丁寧に扱う習慣。
このことが、持ち主のお金回りに大きな影響を与えている、ということです。


さらに、このようなことも書かれています。


なぜ金持ちは長財布を使うのか？
⇒大切なお金を丁寧に、できれば美しく扱おうとする心掛けが備わっているから。
この気持ちこそが、お金を引き寄せる秘訣。


なぜお金を大切にする人は、うまくいくのか？
⇒人間関係や、仕事、情報など、お金にまつわる全てのものを大切にするから。


大切にするとどうなるのか？
⇒その心配りが、巡り巡ってその人のお金として返ってくる。


なぜお金が返ってくるのか？
⇒お金は人を介して巡ってくるものだから。


さらに、お金がめぐってくる効果的な方法も記されています。
あまり、書きすぎると、本が売れなくなってしまうの（汗）１つだけ書きます。

コンビニではお金をおろすな！
です。

必要なお金しか持ち歩かず、必要な時にだけおろすという事が習慣化されやすくなる。
統計的には、お金を失いやすい人ほど、頻繁にお金をおろすとのこと。


いつ、いくらおろしたという記憶が曖昧になり、手元にあるお金を感情の赴くままに使ってしまいがち、だから、貯まらない。


コンビニでおろす習慣をやめよう。
不自由に感じるだろうが、この制約感があることで、お金を使う予定を考える習慣がつき、余計な出費を抑えることが出来るのだそうです。


最後に、この本に書かれていた内容で、個人的にもっとも興味深かったことがあります。


それは、その人の年収は、財布の値段の２００倍だということです。


１万円の財布だと２００万円。
５万円の財布だと１千万円。
１０万円の財布だと２千万円……。


なんとなく当たっているような気がしませんか？


昨今の日本の平均年収は３００～４００万の間とのことですから、年収４００万円の人は、２万円ぐらいの財布を使っているということになりますね。


もし、あなたが年収をアップさせたいというのであれば、まずは財布を高いものに換えてみてはいかがでしょう？


すぐに給料がアップということはないでしょうが、高い財布を持てば、お金も財布も大事にしますし、高い財布に似合うだけの風格が身についてくるかもしれません。


財布を使おうとするたびに、
「この財布は高い財布だ。高い財布を使っているのは金持ちになりたいからだ。だから、ムダな出費はしないぞ。自分は金持ちになるのだ。」
という思いが沸き起こってくるかもしれません。


このような気持ちが沸き起これば、潜在意識に刷り込まれ、いずれはあなたもお金持ちになることも夢ではなくなるかもしれないのです。


あなたが現在使っているお財布の値段は、いくらですか？



最後に、これを読んで「長財布」に興味をもたれた方のために、通販で帰る長財布のショッピングリストのコーナーへのリンクを記しておきます。
いずれも楽天市場となります。

⇒長財布 レディース
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